アイロンって手間がかかるけど、シワシワのシャツやTシャツでは外に出られない…
そんなときに便利なのが衣類スチーマー。
特にパナソニックとディファールが人気で、最新モデルが登場したパナソニックがおすすめ!
両者の大きな違いは、パナソニックの衣類スチーマーがアイロンとしても使える点。
これまでのパナソニックの衣類スチーマーは、ハンガーにかけたままでしわ伸ばしができますが、アイロンとしての使用はできませんでした。
一方で、ティファールの衣類スチーマーはアイロンとしては使えません。
そのため、
・スラックスの折り目をしっかりつけたい
・Yシャツの襟や袖など細かいところもしっかり伸ばしたい
といった要望も叶います。
「いや、簡単にしわ伸ばしできるだけでいいよ」と思って衣類スチーマーを購入するとは思いますが、アイロン機能はあって損はありません。
それに加えて、パナソニックの衣類スチーマーは他の面でも優れているので、ティファールとどちらがいいか詳しく解説します。
衣類スチーマーはパナソニックとティファールどっちがいい?
パナソニックとティファールの高級な衣類スチーマーを比較してみました。
主な違いは、以下の3つです。
- 立ち上がり速度がパナソニックの方が速い。
- パナソニックには温度調整が3段階用意されている。
- パナソニックにはアイロン機能が備わっている。
パナソニック(NI-FS790) | ティファール(DT8261J0) | |
---|---|---|
電源立ち上がり | 19秒 | 25秒 |
温度調整 | 3段階 | なし |
連続運転時間 | 約11分30秒(MES時) | 約8分(ターボモード時) |
重量 | 約690g | 約1,160g(水タンクが空の時) |
アイロンとして使用 | ◎可能 | ×不可 |
脱臭、アレル物質低減など | ◎可能 | ◎可能 |
朝の慌ただしい時間や急な用事に備えて、素早くしわ伸ばしできることは重要です。
電源を入れて約20秒で服に使えると、ストレスを軽減できるでしょう。
もちろん、ティファールも25秒で立ち上がりが早い方ですが、ますます早く始められるならそれに越したことはありませんね。
パナソニックの衣類スチーマーのメリット
パナソニック衣類スチーマーのメリット・デメリットを紹介しますね!まずはメリットからです。
ハンガーにかけながらでもアイロンとしても使える
ハンガーにかけたまましわ伸ばしできるのは便利ですが、襟や袖などの細かい部分は難しいことがあります。
このような場合、通常はアイロン台を使うことになりますが、パナソニックはそのままアイロンとしても利用可能です。
例えば、スラックスの折り目をつけたいときにも使えます。
アイロン台は場所をとるし、取り出すのが手間だったりしますが、こちらのアイロン機能を備えたものでも、そこそこ効果的なしわ伸ばしができます。
ただし、スラックスの折り目をつける際には、アイロン台があるとより適しているかもしれません。
電源オンから立ち上がりが早い
電源をオンにしてから、衣類にスチーマーをかけられるまでの時間はわずか19秒。
朝の忙しい時間に、アイロンが温まるのを待つことはイライラしますよね。
電源を入れるとすぐに使えるのは、本当に助かります。
本体が軽い
約690gの軽さなので、ハンガーにかけた服を何枚もスチームする際も疲れにくいです。
ただし、実際に使用してみると、690gでも2~3枚スチームすると徐々に腕が疲れてくることがあります。
これに対して、ティファールの約1kgは1枚しかスチームできないのでは…?と考えられます。
パナソニックの衣類スチーマーのデメリット
続いてデメリットも紹介します!
厚手の素材はシワ伸びないことも
やや厚手の素材を持つ衣類は、シワがなかなか伸びにくい傾向があります。
素材によっては、シワが効果的に伸びにくいものも存在します。
ただし、日常の着用アイテムであるYシャツ、制服、スラックスなどは、しっかりとシワが伸びやすいです。
ティファールの衣類スチーマーのメリット
ティファールの衣類スチーマーのメリットを紹介します!
スチームに勢いがある
スチームの威力はティファールのほうが高いでしょう。
高圧で勢いがあるスチームが出せるのはティファールの特長ですね。
コートなど厚めの衣類にもかけられる
スチームの力強さにより、コートなどの畳み重ねられた衣類にも効果的に使うことができます。
コートは通常、シワになりにくい素材が使われていますが、スチームを使用して除菌や消臭効果を得ることもできそうですね。
ティファールの衣類スチーマーのデメリット
続いて、ティファールの衣類スチーマーのデメリットを紹介します!
少々大きくて重い
約1kgの重さがあり、女性にとっては少し重いと感じることがあるかもしれません。
さらに、水を加えることで軽い筋トレにもなるでしょう。
ただし、数枚のしわ伸ばしには問題なさそうです。
アイロンとしては使用できない
ティファールの衣類スチーマーは、アイロンとしての使用はできません。
主に衣類のしわ伸ばしを行うためのスチーマーであり、折り目をつける機能は備えていません。
こんな人におすすめ
ティファールとパナソニックの衣類スチーマーですが、どのような方におススメでしょうか?機能面から比較してみました!
スチーム力重視ならティファール
少し重さを感じるため、何枚もしわ伸ばしをすると少し疲れるかもしれませんが、手軽にササっとしわ伸ばしができるなら、それがティファールの特長です。
とにかく簡単に数枚をしわ伸ばししたいならパナソニック
手軽に数枚のしわをサッと伸ばしたい方におすすめです。コンパクトで軽量なので、腕が疲れにくく、電源をオンにすると即座にしわ伸ばしができます。
また、アイロンでしっかりと折り目をつけたい服もある場合、別途アイロンを購入する必要がなく、一台で二つの機能を兼ね備えるのは便利ですね。
まとめ
衣類スチーマーのパナソニックとティファールを比較してみました。
スチーム力においては、率直に言ってティファールが優れていると感じますが、パナソニックも充分にしわ伸ばしできるので、毎日の使用にはコンパクトで軽量なものが疲れずに手軽に利用できそうですね。
また、アイロンとしても利用可能なので、ハンガーにかけたままでは難しい襟元や手首部分のしわ伸ばしも可能です。
アイロン台を出すのが面倒くさいと感じる方には、即座に取り出して使用し、終了後はすぐにしまえるこのタイプが便利かもしれません。