電子レンジの簡単な掃除方法は？重曹でも汚れが落ちない原因も調査！

電子レンジの汚れを重曹で落とそうとしたけれど、なかなかきれいにならない！どうしてこんなにしつこいのかな？と感じること、ありますよね。

筆者も重曹を使ってみたのですが、思ったよりも綺麗にならなかったんです（涙）。

実は、重曹だけでは取りきれない頑固な汚れや、重曹では効果が薄い汚れがあるんです。

そこで、他のお掃除方法を探してみたところ、重曹ペーストやクエン酸、生のレモンを使った方法が見つかりました。

筆者も重曹では取れなかった汚れを、重曹ペーストできれいにすることができたので、その方法を詳しくご紹介していますね！

試してみて欲しい電子レンジのお掃除法

しつこくてなかなか落ちない電子レンジの汚れに対して、試してみて欲しいお掃除方法があります。

1つずつ詳しくご紹介します。

重曹ペーストを作ってみる

重曹をペースト状にして汚れに直接塗りつける方法。

1：重曹ペーストを重曹と水を3：1の割合で混ぜて作ります。
2：汚れの上に塗り、ラップをかぶせて15～30分放置します。
3：丸めたラップやスポンジ、歯ブラシなどで軽くこすりましょう。
4：重曹ペーストを取り除いて、綺麗に拭き取ります。

メラミンスポンジを使う場合
メラミンスポンジは電子レンジの庫内を傷つけてしまう可能性があります。

汚れを削って落とす物なので、焦げ付きを落とすのには便利なのですが、強くこすると電子レンジの本体に傷を付けてしまう可能性があるのでゴシゴシこすらず、なるべく優しくこすりましょう。

クエン酸を使う

クエン酸を電子レンジで溶かして掃除をする方法。

1：耐熱容器に水（200ml）とクエン酸大さじ1をいれる。
2：①を5分加熱。その後扉を閉めたまま15分放置する。
3：布巾で庫内を拭きあげる。

レモン＋水

生のレモンを皮ごと使ったお掃除方法。

1：耐熱容器に水（200ml）とレモン1つをしぼり皮ごとレンジで3分ほど加熱する。
2：扉を閉めたまま15分ほど放置した後、布巾で庫内を拭きあげる。

レモンにはクエン酸・リモネンという成分が含まれていて、水アカ汚れ・油汚れに効果的です。

レモンを使ったお掃除なら、食品に使う電子レンジでも安心して使うことができますね！

チンした後のレモンの皮を使ってお掃除するのも効果的！水分をしっかりと絞って、レモンの皮でスポンジのようにこすってみてください。

電子レンジの頑固な汚れ、重曹が効かない原因は何？

重曹を使って掃除をしてみたのに汚れが綺麗に落とせない場合は

汚れがたまって、頑固になっている
重曹では取り除きにくい汚れがある

などの原因が考えられます。

1つずつ見ていきましょう。

汚れがたまり、とても頑固になっている

電子レンジの中の汚れは、繰り返し使用することで焦げつき、固くなります。

この汚れの大部分は、食べ物を温める際に飛び散る油やたんぱく質、糖分によるものです。

重曹は油や焦げ付きに効果的ですが、すべての汚れを一度で完璧に取り除くわけではありません。

頑固にこびりついた汚れは、何度も加熱してしまった場合、簡単には落ちないこともあります。

基本的な重曹を使った電子レンジのお掃除方法

1：耐熱容器に200mlの水と大さじ1の重曹を入れて、加熱します。
2：その後、扉を閉じて約15分待ち、布巾で内部を拭き取ります。

という方法です。こちらは試してみたかもしれませんね。この方法でも落ちない場合には

1：扉を閉じたままの待ち時間をさらに15分延ばしてみる。
2：重曹水に浸した布巾をしっかり絞り、それで内部を拭き取る。
3：同じお掃除を再度行ってみる。

と、言うような点を気にしながらもう一度やってみるのもいいかもしれません。

重曹では落としにくい汚れがついている

重曹が効果がない場合、その汚れは重曹には取り除きにくい汚れなのかもしれません。

一例として、電子レンジ使用時にできる蒸気による水アカが考えられます。

重曹はアルカリ性で、焦げ付きや油汚れなどの酸性の汚れを中和して取り除きやすくします。

一方、水アカはアルカリ性の汚れです。水アカを取り除くには、酸性のクエン酸が効果的です。

洗剤の種類	重曹（アルカリ性）	クエン酸（酸性）
落ちやすい汚れ	【酸性の汚れ】油汚れ焦げ皮脂汚れ（手あかなど）	【アルカリ性の汚れ】水アカ

電子レンジの汚れには主に上記のような種類があると考えられます。

適切な洗剤を選べば、頑固な汚れや取れなかった汚れも取り除ける可能性があります！