洗濯機の下に配置される防水パンは、洗濯機の振動を抑えたり、浸水を防いだりする効果があります。
ただし、賃貸住宅では時折、防水パンが備え付けられていないこともあります。
この場合、防水パンの代替として以下のようなアイテムが考えられます。
かさ上げ台
防振マット
ジョイントマット
珪藻土バスマット
すのこ
これらのアイテムの中には、100均で入手可能なものもあり、手軽に手に入れることができます。
ただし、防水パンの代用品を使用する場合、デメリットも考慮する必要があります。この文では、防水パンの代わりになるアイテムについて解説していきます。
防水パンの代用品になるものは?
防水パンが手に入らない場合、代替品はあるのでしょうか?
100均やホームセンターでも手軽に入手できるため、防水パンがない場合は備えることがおすすめです。
防水パンの代わりに使用できるアイテムとしては、以下のものが挙げられます。
かさ上げ台
ますは一般的な防水パンの代替として考えられるのは、かさ上げ台です。
これは洗濯機の脚の下にそれぞれ設置するだけです。
これにより、底に空間ができ、振動が軽減されるだけでなく、湿気の蓄積も防げます。
ただし、水漏れを完全に防ぐことはできないため、その点には留意が必要です。
防振マット
洗濯機に関して、かさ上げ台と同じくらい便利なのが防振マットです。
これは洗濯機の振動を和らげるためのアイテムですが、かさ上げ台と同じように、防水パンの代わりに使用することもできます。
ホームセンターなどで手軽に入手できるため、すぐに手に入れることができます。
ジョイントマット
もっと手軽に手に入る代替品としては、ジョイントマットがあります。
これを洗濯機の足に取り付けることで、手軽にかさ上げができます。
ジョイントマットは複数枚セットになっていることが一般的で、まとめて購入することも簡便です。
手頃な費用で手に入り、水に濡れても劣化しません。
ただし、洗濯機が故障して水漏れを起こした場合、水を受け止めることはできません。
珪藻土バスマット
しっかりと水を吸収させたい場合、珪藻土バスマットもおすすめです。
これを洗濯機の下に配置することで、水を効果的に吸収し、水漏れ時にも安心感があります。
ただし、珪藻土バスマットの場合、耐重量に留意する必要があります。
低い耐重量のものでは、珪藻土バスマットが破損する可能性があるため、注意が必要です。
すのこ
洗濯機の下には、防水パンとしてすのこも利用可能です。
すのこは100円ショップやホームセンターで手に入りますので、これを使うことで洗濯機の下に空間を作ることができます。
すのこにジョイントマットや防振マットを組み合わせるのもおすすめです。
ただし、すのこが割れないように十分に注意が必要です。
防水パンは必要なの?
防水パンに対して疑問を抱くこともあるでしょう。果たしてそれが必要なのでしょうか?
結論としては、あると便利です。
防水パンの効果には、以下の点が挙げられます。
水浸しになるのを防ぐ
洗濯機を使用している際には、どうしても水漏れのリスクが存在します。
このような場合、防水パンがあれば床への水浸しを防ぐことができますが、そうでない場合は床が水浸しになる可能性があります。
振動を防ぐ
洗濯機の下には防水パンがあることで振動が抑制され、特に洗濯機の機種や年代によっては振動が大きいことがあります。
防水パンがない場合、振動が直接下の階に伝わり、トラブルの原因となる可能性があります。
これらの問題を防ぐためにも、防水パンを設置することが望ましいです。
以前、私は防水パンのないアパートに住んでいました。その結果、洗濯機から水漏れが発生し、床が水浸しになった経験があります。
幸いにも、下の階には被害が及びませんでしたが、管理会社に連絡すると後日、防水パンを取り付けてもらえました。
こうした冷や汗ものの状況に遭遇した時、やはり防水パンがあると安心感があります。
防水パンの交換の仕方や外し方について
防水パンの交換や外し方について疑問に思うことがありますよね。
交換や外し方について解説いたします。
正直言って、防水パンの交換や外し方は簡単ではありません。
防水パンを取り付けるには排水トラップを設置し、ビスで防水パンを固定する必要があります。
DIYが趣味の方でない限り、業者に依頼したほうが良いでしょう。
特に賃貸の場合、防水パンは大家さんの所有物ですので、無断で交換することは避けるべきです。
防水パンの取り付けを希望する場合は、大家さんや管理会社に連絡し、専門業者に依頼してもらうのが確実です。
持ち家の場合も、専門業者に依頼すれば、交換作業をしてくれます。
業者によりますが、防水パンの設置費用は大体2万円前後が一般的です。
安心できるプロにお願いして、確実に交換作業を行うことをお勧めします。
まとめ
防水パンには代替品が複数存在します。
浸水や振動を防ぐためには防水パンが不可欠であり、賃貸住宅でない場合は管理会社に連絡して導入することをお勧めします。
また、交換作業については自分で行うのではなく、専門業者に依頼するべきです。
防水パンをしっかりと取り付けて、洗濯機を快適に使用しましょう。