群馬県と福島県にまたがる尾瀬ヶ原の紅葉に関する情報を提供します。2024年の紅葉の見頃時期、見どころ、おすすめハイキングコース、アクセス、駐車場、ツアー予約についてご紹介します。
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尾瀬ヶ原の紅葉の見頃時期はいつからいつまで?
群馬県と福島県にまたがる尾瀬ヶ原の紅葉は、平地よりも早く訪れます。
尾瀬ヶ原の紅葉シーズンは、通常、9月中旬に始まります。この時期には尾瀬の湿地帯が黄金色に変わり、周囲の山々もオレンジ、赤、黄色に彩られます。
通常、木々の紅葉と湿原の草紅葉が同時に楽しめるのは9月下旬です。2023年はやや遅めの見込みで、10月初旬には両方を楽しむことができるでしょう。
最も見頃となるのは通常、10月中旬です。
2023年の現在、紅葉は「色づき始め」の段階にあります。10月の初旬から下旬にかけて素晴らしい紅葉を楽しむことができるでしょう。
尾瀬エリアではブナの紅葉も見どころの一つですが、通常、ブナなどの木々が本格的に色づくのは10月下旬を過ぎたころです。
尾瀬ヶ原の紅葉の見どころ
「尾瀬ヶ原」および「尾瀬沼」は、群馬県、福島県、新潟県の3県にまたがる「尾瀬国立公園」内に位置し、周囲は標高1400mに迫る2000m級の山々に囲まれた、日本有数の湿原です。
尾瀬エリアは湿原植物の宝庫であり、5月中旬から10月中旬まで、900を超える高山植物が美しい花を咲かせます。
秋が訪れると、まず「至仏山」と「燧ヶ岳」が最初に色づき始め、9月中旬には尾瀬ヶ原の「草紅葉」が始まり、月末には見頃を迎えます。
尾瀬ヶ原の紅葉は、秋の象徴とされ、木道から望むとまるで広がる黄金の絨毯が敷き詰められたかのように美しい光景が広がります。
尾瀬国立公園「尾瀬ヶ原」
— 庭師こ~いち (@niwashi_koichi) October 13, 2023
尾瀬の紅葉と渓流🍁#NaturePhotography #NatureBeauty pic.twitter.com/lR4lTXmjAL
夏には咲き誇っていた高山植物が黄金色に変わり、風に静かに揺れるその姿は、非常に儚げで美しいものです。日本には紅葉の名所が数多くありますが、尾瀬の「草紅葉」には他にはない独特の美しさがあります。
草原全体が金色に輝き、2017年には日本経済新聞の「草紅葉ランキング」で堂々の第1位に輝いたほどです。
尾瀬ヶ原の紅葉は、草紅葉からやや遅れて樹林帯の木々が黄色や赤に変わり、緑の針葉樹との美しいコントラストを楽しませます。
尾瀬国立公園「尾瀬ヶ原」
— 庭師こ~いち (@niwashi_koichi) October 18, 2023
尾瀬ヶ原の紅葉と渓流🍁#NaturePhotography #NatureBeautiful pic.twitter.com/07hFY5LB8g
草紅葉が最も美しい時期は、本格的な紅葉のシーズンの前のわずか1週間ほどの短い期間です。
湿原一帯の草が金色に輝いたり、赤から茶色に染まったりする草紅葉の中を歩くことは、山の紅葉とは異なる魅力があります。
尾瀬ヶ原のおすすめハイキングコースは?
湿原一帯の草が金色に輝き、あるいは紅から茶色に染まる草紅葉の中を散策するのは、山の紅葉とは異なる魅力があります。
光の加減や風により、美しい草紅葉が湿原を歩くハイキングコースを彩ります。
尾瀬ヶ原へのアクセスによって異なる複数のコースが用意されており、滞在時間も異なります。
ここでは、尾瀬ヶ原までのアクセスが最も便利で、関東地方から多くのハイカーが利用する鳩待峠を起点としたハイキングコースを紹介します。
尾瀬のハイキングコースは基本的に木道で整備されているため、ハイキング初心者にも適しています。
尾瀬ヶ原紅葉ハイキングコース1
鳩待峠 → 山ノ鼻 → 牛首分岐 → 研究見本園 → 山ノ鼻 → 鳩待峠コース
距離:約12km
所要時間:約4時間
尾瀬初心者やファミリーにおすすめの紅葉ハイキングコースです。
鳩待峠から山ノ鼻までのルートは、途中で紅葉を楽しめ、のんびり歩きながら自分のペースで楽しむことができます。
途中にはベンチや山小屋があり、疲れたら休憩することができ、体力に自信のない人でも安心です。
一昨日の尾瀬ヶ原、紅葉散策🍁
— やす (@ykiyshk) October 16, 2021
山頂でなくても超快晴で360度パノラマ絶景🤩
この後至仏山に登頂するの忘れそうになるよね😂#尾瀬 #尾瀬ヶ原 #紅葉 #至仏山 #燧ヶ岳 #ハイキング #絶景 #木道 #スマホ動画 pic.twitter.com/lSgNVp3OGF
さらに歩ける人は、牛首分岐から竜宮やヨッピ吊橋へ行くこともできます。
竜宮やヨッピ吊橋を追加しても、片道で歩く距離は約30分ほど延びる程度です。
尾瀬ヶ原紅葉ハイキングコース2
鳩待峠 → 山ノ鼻 → 牛首分岐 → ヨッピつり橋 → 竜宮十字路 → 牛首分岐 → 山ノ鼻 → 鳩待峠コース
距離:約19km
所要時間:約6時間30分
「尾瀬ヶ原紅葉ハイキングコース1」にヨッピ吊橋と竜宮を追加した、体力に自信のある人向けのコースです。
コースを進むほど混雑が少なく、ゆっくり紅葉を楽しむことができるでしょう。もしもっと歩ける自信がある場合、ヨッピ吊橋や竜宮十字路からさらに遠くの見晴や東電分岐にも行くことができます。
尾瀬戸倉駐車場🅿️Am 3:00入りバス🚌発着迄仮眠💤鳩待峠🥾山の鼻ビジターセンター迄階段の下りが続く⬇️木道🛣️牛首分岐〜ヨッピ吊橋〜東電小屋を通り、さらに脚を伸ばして三条の滝で滝を観ながら昼食🥪パンとおいなりさん🍙折り返し見晴らしを通るルート➡️ 竜宮小屋を通り尾瀬ヶ原を満喫🥰pm15:00鳩待峠 pic.twitter.com/LLJZq8VYfO
— sugiurayutaka_ (@yukata03) July 17, 2023
途中には小屋もあり、ハイキングを楽しみながら休憩することができます。
自分の体力に合わせて、無理をしないように注意して、尾瀬ヶ原の草紅葉や紅葉を存分に楽しんでください!
尾瀬ヶ原の紅葉のアクセスは?
まず鳩待峠を目指します。
※尾瀬ヶ原まで1時間と最も近く、関東方面からのアクセスがよいので、尾瀬を訪れるハイカーの5割以上が利用します。
車 | 鳩待峠手前でマイカー規制 戸倉に車を駐車 シャトルバスで移動 |
公共交通機関 | 上毛高原駅から関越交通バス 沼田駅を経由して戸倉に向かう 4月下旬~11月上旬はシャトルバスに乗り換え |
尾瀬ヶ原の紅葉の駐車場は?
駐車場の情報は下記のとおりです。福島県側からのアクセスの場合は、無料駐車場もあります。
駐車場の名前 | 駐車可能台数 | 駐車場料金 |
---|---|---|
尾瀬第一 | 280台 | 1日1000円 |
尾瀬第二 | 250台 | 1日1000円 |
スノーパーク尾瀬戸倉 | 900台 | 1時間以内1000円 大型バス、マイクロバス専用 |
鳩侍峠 | 50台 | 普通車1日2500円 マイクロバス1日3500円 二輪車1日500円 |
大清水 | 240台 | 普通車1日500円 大型・マイクロバス1日1500円 |
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まとめ
尾瀬ヶ原の紅葉の魅力的なスポットやおすすめハイキングルート、2023年の見ごろ時期の情報、アクセス方法(車やバス)、駐車場情報、尾瀬ヶ原ツアーの予約についてご紹介しました。
ぜひ美しい紅葉を心ゆくまでお楽しみください!
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