オキシクリーンを使用して洗濯槽の掃除を試みたものの、何度やってもゴミが浮かび上がり、問題が解消しないと感じる方もいるでしょう。
これは、誤った手順を踏んでいる可能性があります。
洗濯槽の掃除は原則的に1ヶ月に一度が望ましいですが、長い期間手入れを怠っていた場合、オキシクリーンだけでは頑固な汚れに対処できないこともあります。
そんな場合は、専門業者に依頼して洗濯槽を徹底的に清掃してもらうことを検討するのが良いでしょう。
ここでは、オキシクリーンを使用して失敗しないための方法をご紹介します。
オキシクリーンで洗濯槽掃除がうまくいかない！
オキシクリーンで洗濯槽掃除で何回やっても汚れがういてくるときの対処法を紹介します！
すすぎのときにゴミ取りネットをつける
すすぎの際には、ゴミ取りネットを装着してください。
オキシクリーンを使用する際は、ゴミ取りネットを外して洗濯槽をクリーニングします。
ゴミ取りネットをしっかりと使用して、ゴミを除去しましょう。
洗濯槽の仕様によっては、ネットではなくはめ込み式のものがあるかもしれませんが、それも外して洗濯槽を清掃します。
そして、すすぎの段階では、ゴミ取りネットを外したままだと汚れが継続的に発生し、問題が解消されません。
したがって、すすぎの際にはゴミ取りネットを取り付けるか、もしくは100均などで入手可能な表面に浮かせておくゴミ取りネットを使用して、浮いてきたゴミを効果的に取り除くことができます。
それでも何度試してもゴミが出続ける場合は、ゴミ取りネットにたまったゴミを取り除いて再びすすぎを行ってみましょう。
すすいだ後の洗濯槽のゴミを拭き取る
洗濯槽の内側には、すすぎが終わり、脱水が完了しても落ちないゴミが付着していることがあります。そのため、脱水が終わったら、タオルやティッシュなどを使用して洗濯槽の内側を丁寧に拭き取りましょう。
洗濯槽の内部にゴミが残ったままでは、ただすすいでいるだけでは問題が解決しません。残りのゴミをしっかり取り除いてから、次のすすぎを行いましょう。
また、すすぎの際に不要なタオルや衣類などを投入して洗濯機を回すと、汚れが絡みつきやすくなり、効果的にゴミを除去できます。
もう一度オキシクリーンで洗濯槽を掃除する
もしもまだまだ汚れが気になる場合は、再びオキシクリーンを追加して洗濯機を回してみましょう。
それでもなお、かなりの汚れが現れる場合は、洗濯槽の汚れが充分に取り除かれていない可能性が高いです。
何度もすすいでも大きな汚れが出るようであれば、二度目のオキシクリーンでの洗濯槽掃除を試してみましょう。
時間が許すなら、オキシクリーンを入れたまましばらくつけ置きしておくと、汚れがより簡単に取れるかもしれません。
汚れを落とす力の強い洗剤を使う
オキシクリーンは酵素系漂白剤ですが、より強力な汚れ落とし能力を持つのが塩素系です。
酵素系 ＜ 塩素系
ハイターは代表的な塩素系の洗剤であり、ただし、洗濯槽によっては塩素系の強力な洗剤で洗うことが洗濯槽を傷つける可能性もあります。
洗濯機の説明書を確認してから使用しましょう。
また、ハイターは塩素の臭いが残ることがあります。ハイターの香りが苦手な場合は避けるほうが良いでしょう。
ハイター以外では、メーカー専用の洗濯槽クリーナーがおすすめです。
オキシクリーンで洗濯槽掃除で失敗しない方法
オキシクリーンで洗濯槽を掃除する際、失敗しない方法を紹介します！
40℃～60℃のお湯で洗う
オキシクリーンの有効な効果を発揮するには、40℃から60℃の温水が必要です。
通常の洗濯と同じように冷水を使用すると、効果が半減してしまいます。
バケツを使用してお湯を準備するか、シャワーでお湯を使える場合は、直接お湯を利用しましょう。
4時間ほど浸けおきする
通常の洗濯サイクルを約5分間実行したら、一時停止ボタンを押して、そのまま4～6時間放置します。
ゴミが浮いてきたら、ゴミ取りネットを使用してそれを取り除きましょう。
掃除後はフタを開けて自然乾燥
オキシクリーンを使用して洗濯槽を清掃したら、洗濯機の蓋を開けて、洗濯槽を自然乾燥させましょう。
蓋を閉じたままだと内部に湿気がこもり、カビの発生原因となります。
掃除を頑張ったのに、無駄にならないように湿気を逃がしましょう。
業者に依頼して掃除する
洗濯槽の定期的な掃除はオキシクリーンを使っても効果的ですが、長らく掃除していない場合は、洗濯槽にかなりの汚れが蓄積している可能性があります。
このような場合、オキシクリーンを使っても何度か掃除しても完全に汚れが落ちないかもしれません。
そういったときは、専門業者に頼むのが迅速な解決策です。
洗濯槽は取り外すことができますが、一般の家庭では難しい作業です。また、取り外した場合に元に戻すのも難しいことがあります。
専門業者に頼むことで、一度の作業で洗濯槽の汚れをすっきりきれいにできます。専門業者に依頼することはコストがかかりますが、何度も時間をかけて掃除する手間が省けます。
洗濯槽が清潔な状態になることで、洗濯物も綺麗に仕上がり、不快な臭いも解消されます。
オキシクリーンで洗濯槽掃除をするときの量
オキシクリーンを使用して洗濯槽を掃除する際の目安量は、「洗濯機の最大水量÷4カップ」です。
たとえば、最大水量が52リットルの場合、52÷4＝13カップになります。
洗濯機は最高水位まで水を充填しますが、この際に40度から60度のお湯を使用すると、オキシクリーンがより効果的に溶け、効果を発揮しやすくなります。
オキシクリーンで洗濯槽掃除の効果は？
洗濯槽の掃除には、オキシクリーンを使用して1ヶ月に1回行うことがお勧めです。
オキシクリーンで洗濯槽を掃除した方の口コミやブログを見ると、ワカメのような汚れがかなり浮き上がっている様子があります。
オキシクリーンを使用した洗濯槽の掃除は非常に効果的であることがわかります。
まとめ
洗濯機はほぼ毎日使用されるため、確実に汚れが蓄積しています。
洗濯槽にはカビやほこりなどの汚れがたまったままで洗濯を行っても、洗濯物が十分にきれいになることは期待できません。
また、長期間にわたり洗濯槽の掃除を怠っていると、洗濯物に嫌な臭いがついたり、汚れがなかなか落ちにくくなる可能性もあります。
1ヶ月に1回の頻度で洗濯槽の掃除を行うことをお勧めします。
長らく掃除を怠っていた方は、オキシクリーンでの掃除よりも専門業者に依頼して掃除してもらう方が、頑固な汚れが一度でスッキリ取れるでしょう。
