5月に旬を迎えるそら豆。
そのまま召し上がるだけでなく、サラダに加えたり、パスタに混ぜたり、少し工夫すれば美味しく楽しむことができますね。
しかし、そら豆を茹でるのは手間がかかる…と感じている方!
実は、電子レンジを使ってそら豆を茹でることができるのです。
ただし、注意が必要なので、それを理解した上で電子レンジで調理しましょう!
今回は電子レンジを活用したそら豆の茹で方や、おつまみにぴったりなアレンジレシピをご紹介します。
そら豆のレンジを使った茹で方レシピ
電子レンジを使ったそら豆の皮ごと茹でる方法、皮なしで茹でる方法をそれぞれ紹介しますね!
皮ごとバージョン
サヤごと茹でたそら豆は、中の水分を含んでほっくりとした蒸し焼きの風味が楽しめます。
1:まず、さやを軽く水洗いして汚れを取り除きます。
2:その後、キッチンバサミやフォークを使ってさやに切れ込みを入れます。
3:切れ込みを入れたら、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジを500Wで約3分加熱します。
(途中で様子を見ながら加熱してください。)
4:豆が中ではじけるような音がしたら、完成です!
ポイントは、さやに切れ込みを入れることです。
これを怠ると、そら豆が爆発する可能性があるので注意してください。
皮なしバージョン
まずは、サヤから取り出している状態のそら豆を電子レンジで茹でる方法をご紹介します。
1:最初に、そら豆の黒い部分の反対側に微細な切れ目を入れます。
※薄皮に切れ目を付けることで、後で身を取り出しやすくなります。
2:次に、そら豆を耐熱容器に入れ、塩を軽く振りかけてからラップで覆います。
3:電子レンジを600Wで1分半から2分間、温めます。 ※そら豆の量によって時間が異なるため、様子を見ながら微調整してください。
4:指でつまんでみて、柔らかくなったら完成です!
簡単!アレンジレシピ
電子レンジを利用して手軽にできるそら豆の特製レシピをお届けします!!
おつまみとしてもぴったりで、夕食にちょっとした一品をプラスしたいときにも、即座に調理できるのでおすすめですよ。
材料
- そら豆・・・100g
- 鶏がらスープの素(顆粒)・・・小さじ1/2
- ごま油・・・小さじ1/2
- 粗びき胡椒・・・少々
作り方
1:そら豆の薄皮をむく。
※表皮を取り除き、調理することで、味がよくしみ込んで美味しさが引き立ちます。
2:耐熱容器にそら豆、鶏がらスープの素、ごま油を入れ、 軽く混ぜ、600Wの電子レンジで2分間加熱します。
※この際、フタは完全に閉めずに、少しずらして置くと良いでしょう。
3:加熱が終わったら、全体をよく混ぜ、 胡椒を振って完成です!
※お好みで、仕上げに少量のニンニクを加えるとさらに美味しいですよ!!
そら豆の茹で方、ガッテン式のレシピをご紹介
「ためしてガッテン式」のそら豆の茹で方を見てみましょう。
まず、そら豆は収穫時期によって特性が異なります。
①しっとり豆…サヤが新鮮な緑色で、へその緒とつながっている部分も緑色
②ホクホク豆…サヤが色褪せていて、へその緒とつながっている部分が黒色 「どちらがおいしいか!」というわけではありません。
しっとり豆はみずみずしく、ホクホク豆はお芋のような食感です♪
そして、それぞれの豆で茹で時間を変えるというのがガッテン式の特徴です!
①しっとり豆…茹で時間は1分半~2分
②ホクホク豆…茹で時間は3分
どちらの場合も、鍋に水を入れ、沸騰してから豆を投入します。
茹でている最中は、ふたを忘れずに。
また、ためしてガッテンではそら豆を皮ごといただく調理法を紹介しています。
どちらもおいしそうなので、ぜひ試してみては?
<地獄蒸し>
フライパンに、そら豆がひたるくらいの水を入れ沸騰させます。 そら豆を皮ごと投入し、塩を入れます。 ふたをして、強火で3分茹でたらできあがり。
<香ばし天国>
フライパンでごま油をあたためます。 そら豆を皮ごと入れ、ひっくり返しながら焼いてできあがり。 ごま油は風味が良いのでオススメです。
皮に焦げ目がつくくらいがちょうどいい焼き加減ですよ。
美味しいそら豆の茹で方
“ためしてガッテン式”以外にも、「手軽に美味しい!」と注目されている茹で方についてご紹介しましょう。
<お酒がアクセント>
① そら豆をさやから取り出します。
② 鍋に1リットルの水、大さじ2の塩、お酒100ccを入れ、沸騰させます。
③ ふたをせず、強火で2分茹でたら完成。 お酒を加えることで、そら豆の青臭さを取り除くことができると言われています。
<電子レンジで手軽に>
① そら豆をさやから取り出します。
② 耐熱容器に①を入れ、少々の塩を振りかけてラップで覆ったら電子レンジへ。
③ 完成です。 そら豆の量によってはワット数を調整しましょう。
約4さや分なら、600ワットで2分が適切です。
少量のそら豆を使用したいときにはぴったりです♪
茹でたそら豆の保存方法は?
美味しさだけでなく栄養価も高い、素晴らしいそら豆ですが、実は非常に鮮度が短命なのが難点です。
できるだけ早く食べきりたいところですが、
たくさんそら豆を頂いたり茹ですぎてしまったり…
そうした事態はよくありますよね。
そら豆は、短い期間なら冷蔵庫や冷凍庫で保管可能ですので、ぜひご参考にしてください!
冷蔵庫で保存する場合
茹でたそら豆を保存する場合は、ビニール袋に密封して野菜室に収めます。
できるだけ、1~2日以内に使い切ることをお勧めします。
なお、茹でていない生のそら豆は、サヤから出さないようにし、
そのままビニール袋やジップロックに入れて保管します。
切れ目を入れてしまうと、そこからすぐに劣化が始まるため、ご注意ください。
生のそら豆の冷蔵庫での保存期間は約3日間です。
冷凍庫で保存する場合
そら豆を長期保存する際は、冷蔵庫ではなく冷凍庫がおすすめです。
冷凍庫で保管する際は、生の状態ではなく、茹でた後に保存すると良いでしょう。
そら豆は鮮度が敏感なので、さやから取り出したら直ちに茹でるようにしてください。
この際、通常よりも短い時間で、少し歯ごたえのある状態に仕上げることが良いです。
これにより、再加熱時に水っぽくならず、美味しく調理できるからです。
茹で上がったら、余分な水分をしっかり切り、冷ますようにしましょう。
ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に保存します。
保存期間はおおよそ1カ月程度ですので、ご参考にしてみてくださいね。
冷凍したそら豆の解凍方法
冷凍保存したそら豆の解凍手順は、自然解凍または軽く茹でることで、美味しく楽しむことができます。
急いでいる場合は、電子レンジで解凍することも可能ですが、多少水っぽくなる可能性があるため、できるだけ自然解凍か茹でる方が好ましいでしょう。
ちなみに、そら豆に含まれる栄養は水溶性なので、茹でることで一部の栄養が水に移行してしまいます。
冷凍されたそら豆は、最初の茹で時点で一部の栄養が既に抜けている状態です。
解凍して再度調理する際は、薄皮がついたままの状態で使用し、煮込み料理やスープに加えると、栄養をしっかり摂ることができるため、おすすめですよ!
まとめ
短い時間で、電子レンジを利用すれば迅速に美味しいそら豆を茹でることが可能です。
そら豆はビタミンやミネラル、カリウムなどの栄養が満載。
加えて、豊富な食物繊維も含まれており、美容にも良いですよ!
ぜひ、そら豆を活用した美味しい料理をたくさん試してみてくださいね!